カメムシ猛威 被害が拡大化、今後の対策は寄ってこないようにするべき

草むらにいるカメムシ

これまでに被害がドンドン拡大

現状を見たところ2種類のカメムシが大量に押し寄せている
   
チャバネアオカメムシ   ツヤアオカメムシ
見たところ、チャバネアオカメムシが多いように感じます。

キュウリのつるに止まるカメムシ キュウリのツルに止まるカメムシ

スモモに止まり吸汁している スモモに止まり吸汁しているカメムシ

スモモの被害

キュウリのカメムシはこれから何をするつもりなのか不明ですが、スモモのカメムシは
明らかに吸汁しています。スモモは厄介なのは吸汁されたところは傷んで赤く熟れたように変色していきます。

するとそれをどこかで監視している鳥(ヒヨドリかと思われる)が飛んできて、その変色したところからつついて行きます。その間手の施しようがなく、自家消費にと思っていたものが殆ど被害に遭いました。

一度カメムシが嫌う匂いということで竹搾油を水で倍ぐらいに薄めた液を布に染み込ませ、それを実の近くに吊ってみましたが全く効果なしでした。

鳥は防鳥ネットを張ってみましたがこれも少しでも隙間があれば侵入されダメでした。

今年は全滅状態でしたので来年は違う対策をするつもりです。

ちなみに、去年まではこの時期にカメムシは来ておらず、鳥の被害もそれほどありませんでした。今年は各地区の営農情報でも出ている注意情報(5月末時点で30都府県に注意報)の通りです。

柿の被害

次に気付くのが遅くなってしまいましたが、柿にも沢山来ていました。

例年6月に一回目のヘタムシガの防除をしていますが、今年はタイミングが取れず防除できませんでした。7月に入り、中旬を過ぎても柿がどんどん落果するので防除してなかったからかな?それにしては異常に落ちるので遅いけど殺虫剤をかけてみることにして散布してみました。

するとその後柿の木の下に行ってみると、例のカメムシの匂いが一面に立ち込めている。地面を見てみると動かなくなったカメムシがいっぱい見える。

今回は、トランスフォームフロアブルという薬でみかんの防除用に購入していたものですが、調べてみるとカメムシ類には特に効果があるとのことでした。

匂いはその最後に放ったものかもしれません。どこかの営農情報でも今年は異常に多いので防除も回数を増やす必要があることを発表していました。

この後、まだ色々な作物があるので殺虫剤をこまめに撒く必要がありそうです。

 

 

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